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支払方法の徹底比較

海外旅行は何かとお金がかかるものですが、無駄な支払はできる限り減らし、その分美味しいものでも食べたいですよね。。

無駄な支払いを減らすために最初にできることは、どのような支払手段で旅行中の出費を賄うのかだと思います。

支払手段として考えられるのは、現金、トラベラーズチェック、国際キャッシュカード、クレジットカードの4つを安全度、利便性、調達コストの観点から比較してみました。

支払方法の徹底比較を実践していただければ、お土産代くらいは浮かすことができると思います。
よかったら実践してみてください。






支払方法の比較
安全面で考えてみると、
筆頭は、
 (1)クレジットカードでのショッピング(保険の適用が受けられる)
同列2位に 
 (2)クレジットカードでのキャッシング、
 (2)国際キャッシュカードでの引き出し、
 (2)トラベラーズチェック
が続き、そして、最後に
 (5)現金
という順になろうかと思います。

利便性の面からは、
 (1)現金、
 (2)ATMがあればどこでも引き出せるクレジットカードでのキャッシング、
 (2)国際キャッシュカードでの引き出し
が並び
 (4)クレジットカードでのショッピング、
 (5)トラベラーズチェック(換金場所(しかも有利な場所)を探す必要がある)
の順となろうかと思います。

調達コストが少ない順に並べると、
メジャー通貨(米ドル、ユーロ)の場合、
 (1)クレジットカードでのショッピング、
 (2)外貨現金、
 (3)クレジットカードでのキャッシング、
 (4)トラベラーズチェック、
 (5)国際キャッシュカード
となります。

一方で、マイナー通貨(例えば英ポンド)の場合、
 (1)クレジットカードでのショッピング、
 (2)クレジットカードでのキャッシング、
 (3)トラベラーズチェック、
 (4)国際キャッシュカード、
 (5)外貨現金
の順となります。

マイナー通貨の場合、現金は、日本でも現地でもお互いの通貨の需要が低いため、流通量が少なく管理コストもかかるため必然的にレートが悪くなってしまうんです。

管理人の場合、クレジットカードで支払えるところは極力クレジットカードで支払ってます。現金は、少し手数料がかかるのを承知で、国際キャッシュカードで少額の現金を引き出しています。
この方法が、調達コストと安全面から一番好ましいかなと思っています。

以下、支払手段の項目ごとにみてゆきましょう。

■現金(現地通貨)

フランスフランや、ドイツマルク、イタリアリラなどがあったことを覚えていない人も増えてきていることかと思います。ユーロが発足してからというもの、両替を気にせずにヨーロッパを旅行ができるようになりました。いい時代になりました♪

米ドルと並ぶメジャー通貨となったユーロは日本で両替してもそれ程レートは悪くないんです。両替するなら日本で両替してきましょう。ヨーロッパでの円の需要はかなり低いので、かなりレートが悪くなってしまいます。

さらに、ユーロ以外の欧州マイナー通貨(イギリスポンド、スイスフラン、デンマーククローネ、スウェーデンクローナ、ノルウェークローネなど)の場合、ユーロに比べ流通量、需要が相対的に低いため、日本円からの両替レートはユーロに比べると非常に悪い。 日本円から外貨現金への両替は最低限にしておくのが無難です。

項目

判定

コメント

安全度

×

盗難・紛失の場合、当然ながら戻ってこない。

利便性

パブなどクレジットカードの使えない店も多く、
使い勝手の面で右に出るものなし。

コスト

(レート)

×

日本円の現金から現地通貨への換金レートはトラベラーズチェック、クレジットカード、国際キャッシュカードでのキャッシングの中で最悪です。特に、空港の両替レートは悪いので両替は必要最低限にするのが無難です。

またいくつか両替所がある場合、レートだけでなく
手数料の有無もあわせて確認しましょうね(一見、レートは良くても手数料でカバーしている場合がよくあります)。

両替する前に、
両替所で両替したら実際にいくら手に入るのか聞いて確認してから両替のコツです。


■トラベラーズチェック( Traveler's Check 、TC)
トラベラーズチェックとは、サインをする場所が2箇所あり、2つのサインが合致して初めて使用できるようになっている旅行小切手です。放浪旅行時代は、大変お世話になりました。

略して「T/C(TC)」とも呼ばれていて、かつては、日本において、AMEX(アメリカン・エキスプレス)、VISA(ビザ)、MasterCard(マスターカード)、Thomas Cookのトラベラーズチェックを購入できたのですが、クレジットカードや国際キャッシュカードに押され、現在、購入できるのはAMEXのみとなっています。使い勝手の面からはAMEXが最強なので他のTCが購入できなくなっても全く問題なしです。

AMEXのトラベラーズチェックの換金場所は下記ホームページで調べられるので、事前に換金場所を調べてから行った方がよいと思います。
http://www.aetclocator.com/jp/

項目

判定

コメント

安全度

盗難・紛失をしても再発行が可能。
但し、
再発行は無条件ではなく、いくつか条件が付いている。
例えば、「トラベラーズチェックを
現金と同様の注意を持って保管していたこと」という条件がついている場合が殆どで、部屋にそのまま置いていて盗まれた場合とか、バックにチェックを入れたまま預けてしまった場合、現金と同様の注意をしていなかったとみなされる可能性がある。
また、取れトラベラーズチェックを紛失・盗難した場合、「
直ちに発行会社に通知する義務」が課されているおり、通知しなかった場合には再発行されない場合もある。

利便性

×

トラベラーズチェックが使えない店も多く、使えても手数料を取られる場合も結構あります。 通常、銀行や両替屋で現金に換金することになりますが、換金手数料を取られる場合が多い。手数料のかからない提携金融機関を事前に確認しておくのがポイントです。

コスト

(レート)

×

現地通貨への換金レートに比べTCの換金レートはかなり良いです。米ドル、ユーロではそれぞれ1円80銭、2円50銭なのに対し、特に、イギリスポンドの場合には、現金とTCの間に8円もの開きがあり、TC購入は現金に比べ非常に有利となっています。

2012/08/03  三菱東京UFJ銀行の外国為替相場

通貨名

T.T.S.

CASH S.


米ドル

79.12

80.92


イギリスポンド

125.20

133.20


ユーロ

96.58

99.08




■国際キャッシュカード(ワールド・キャッシュカード)
国際キャッシュカードとは、日本の円口座から、キャッシュカードを使って、海外のATMで現地通貨の引き出しができるサービスです。かつては、メガバンクもこぞって国際キャッシュカードを発行していたのですが、現在は新規取扱が停止された状態が続いています。

実際に検討対象となるのは、手数料や使い勝手から判断してシティバンク、新生銀行、楽天銀行の3つに絞られます。

項目

判定

コメント

安全度

クレジットカードのキャッシングと同様の安全度。預け入れ額分を不正に引き出される危険性や、ATMで引き出し直後に盗難の可能性があり、夜間や人気の少ないところでの引き出しには注意してください。

利便性

引き出してしまえば現金と同じ利便性ですが、田舎に行くとATMを探す手間がかかる。

コスト
(レート) 

×

クレジットカードのキャッシングのように金利がかからず、無料またはわずかな手数料で引き出せます。但し、クレジットカードのキャッシングに比べレートは悪いです。

シティバンクが、日本における国際キャッシュカードの先駆けとなっています。
以前は引出手数料も無料、トラベラーズチェック発行手数料も無料で使い勝手がよかたのですが、改悪が相次ぎ、国際キャッシュカードの作る目的での口座開設のメリットはかなり薄くなってしまいました。新生銀行、楽天銀行などでは引出手数料無料で同様のサービスを提供しています。

項目

シティバンク

新生銀行

楽天銀行

レート

シティバンクの国内支店店頭での米ドル電信売レート(TTS)に3%を乗じたレート。その他の通貨、提携機関が定めたレートで米ドルに換算された金額に、上記のレートを乗じて円貨を算出

VISAインターナショナルが定めたレート+4%で円換算

VISAインターナショナルが定めたレート+2.94%で円換算

引出手数料

210円(1回)

無料

無料

口座維持手数料

月2,100円。50万円以上の残高があれば無料。

無料

年間1,000円


■クレジットカード
クレジットカードは、いまや海外旅行にはかかせないものとなっているが、自動車旅行ではなおさらです。

レンタカー、格安航空券、ユーロトンネルの通行に至るまでクレジットカードがないと予約ができないことが多く旅が成り立たないといってもいいかもしれません。また海外旅行ではショッピングでの使用だけでなく、クレジットカードはキャッシングの手段としても大活躍します。現状、外貨現金の調達手段としては一番有利な方法となっています。

また、海外旅行保険付帯クレジットカードであれば旅行保険を買う必要がなくなるし、いざという時にキャッシングができたり何かと心強い存在です。

現在、国際クレジットカードと認められているのは、 VISA、Master、JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブの5つなのですが、ヨーロッパでもVISAとMasterの通用度が高く、AMEXやダイナースはあまり使えないのが実情です。日本唯一の国際カードであるJCBは日本人がよく訪れる観光地ではかなり健闘しています。

ショッピングでの使用

項目

判定

コメント

安全度

所持しているクレジットカードで購入した品物が盗難・破損などした場合、購入日から90日以内であれば補償が受けられたり、クレジットカードの不正利用に気づいた日(警察に盗難届を提出した日)の前後60日間(合計120日間)に不正利用された分は盗難・紛失保険が適用されるというのが一般的です。

警察に盗難届けを提出してから60日間が経過している場合や、クレジットカードの保管が不十分な場合には保険が適用されないので注意してくださいね。

利便性

ヨーロッパはアメリカ同様カード社会。スーパーの買い物でもカードの使用が一般的。大手のパブチェーンなどではクレジットカードの使える店も増えてきたが、未だ使えない店も多い。
ヨーロッパでカードを使用した場合、サインが求められることは稀で、PINコード(暗証番号)を入力することが多いので、
出発前にPINコードを確認しておいてください。

コスト

(レート)  

日本円の現金から現地通貨への換金レートは一番悪い。基本的には、空港での両替レートが一番悪い。また、両替レートが良くても、手数料がかかったりすることもあるので、両替する前に、両替したら実際にいくら手に入るのか聞いて確認した方がよい。


○キャッシングでの使用

項目

判定

コメント

安全度

必要な時に必要が額だけ引き出せるという点で安全度は高いが、一旦引き出してしまえば現金と同じ。ショッピングでの使用と同様、PINコードが必須。出発前に暗証番号(PINコード)を確認を忘れずに。

但し、
クレジットカードでのキャッシングについては、本来知られるはずの無い暗証番号を第三者に知られてしまったことに非があるとして保険の適用を受けることができない

利便性

引き出してしまえば現金と同じ利便性だが、田舎に行った場合、ATMを探す手間がかかる。

コスト
(レート)

国際キャッシュカードのキャッシングよりレートはよい。年利20%前後の金利がかかるが、直ぐに返済すれば一番安く済む。



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