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ヨーロッパの宿泊施設

 一口に宿といってもヨーロッパには、ドミトリーからマナーハウスや古城ホテルまで千差万別の宿が存在しています。

国ごとに見てゆくと、

イギリスでは、一般的なホテルのほか、朝食付きの宿泊施設であるB&B(Bed&Breakfast)、バーが併設されている宿泊施設であるInn(イン)、貴族や領主の邸宅を改装してホテルであるマナーハウスなどが代表的な宿泊施設となります。

フランスでは、宿泊施設と言ってもチェーン展開している大規模ホテルから個人経営の小規模な「プチホテル」と呼ばれるものまで様々です。

またB&Bのイギリス版であるシャンブル・ドット(Chambre d'hôte )、夕食付きのターブル・ドット(Table d'hôte)、古城や中世貴族の館を改装したシャトーホテルなどがあります。

ドイツも様々な宿泊施設があり、古城ホテルであるシュロスホテル(Schlosshotel))やシャワーやトイレ共同の場合も多く、1階がレストランで2階以上が宿泊施設になっているガストホーフ(Gasthof)、ドイツ版B&Bであるペンジオン(Pension)、ドイツ人の家の雰囲気が味わえるドイツ版の「民宿」であるプリバートツィマー(Privatzimmer)、レストランがない小規模ホテルを指すホテルガルニ(Hotel garni)などがあります。

自動車旅行の観点では、鉄道旅行と異なり駅前の便利なホテルというよりは、駐車場がある宿(または宿の近くに利用可能)というのが必要な一つの条件となります。
駅から離れた郊外のホテルやモーテル、B&B、古城ホテルなども選択肢に含まれ、鉄道やバスでの旅行よりも広い選択肢から選ぶことができます。


ヨーロッパ宿泊施設比較
 モーテル

自動車旅行になくてはならないのがモーテルです。
安くて駐車場が完備してあり、自動車旅行にはピッタリです。

「モーテル」を管理人が勝手に定義してみると、
①駐車場がある、
②駐車料金が無料または非常に安い、
③郊外の国道沿いや高速道路のサービスエリアにある、
④一泊50ポンド(60-70ユーロ)以下、
⑤フロントに予約なしで飛び込みやすい(ホテルの外に今日の一泊の値段が表示されていたりする)
の5点をほぼ満たしていることとなります。

上記の定義に該当するホテルは、アコーホテルグループ(ノボテル、メルキュール の運営会社)では、イビス(Ibis)、フォーミュラワン(Formule1 Hotels)、ホテルエフワン(Hotel F1)、エタップ(Etap Hotels )、インターコンチネンタルグループでは、ホリデイインエキスプレス(Holiday Inn Express)、ウインダムホテルグループのデイズイン(Days Inn Hotels)、イギリスに強いホテルチェーンのプレミアイン(Premier Inn)、トラベロッジ(Travelodge)などがあります。

■アコーホテルグループ
○イビス(Ibis) 日www.ibishotel.com/ja/home/index.shtml
アコーグループの3つ星ホテルの代表格で、世界40カ国で900以上のホテルを展開してます。基本的にバスタブがなく、アメニティも最小限で豪華さはないのですが、非常に清潔で手入れが行き届いてます。
一泊の料金は40、50ユーロ位からとなっています。  

 
○フォーミュラワン(Formule1 Hotels) 英http://www.hotelformule1.com/gb/booking/hotels-list.shtml

日本での知名度はいまひとつながら、ヨーロッパだけで400軒を越す一大ブランドです。
1つ星クラスだけあり、イビスの設備を更にシンプルにした感じのホテルです。

設備だけでなくサービスもシンプルでフロントに人がいる時間が平日朝 6時半から9時半、夜は5時から9時、土日祝日は、朝7時半から10時半、夜5時から9時のみとなってます(←は、フランスの場合。国によって若干異なる)。
フロントに人がいない時間でも、予約したときのクレジットカードがあればAutomatic Room Allocation Machineでチェックインができます。
料金は、一泊30ユーロ位からとなっています。

○ホテルエフワン(Hotel F1)英www.hotelf1.com/ :

ホテルエフワンは、フォーミュラワンホテルの兄弟分といったところで、同じスタイルの管理・運営手法を取っています(ホームページもそっくりです)。フランス全土に250軒のホテルを有し、料金は一泊30ユーロ位からとなっています 

○エタップ(Etap Hotels )www.etaphotel.com/ :

エタップは、フランス、ドイツ、ベルギー、スペイン、英国、ルクセンブルク、オランダ、ポーランド、スイス各国に380 軒のホテルを有しています。フォーミュラワンとの比較では、エタップは客室ごとに独立したトイレがある点が特徴です。
なお、「エタップ」と「フォーミュラ1」の二つのブランドが「イビスバジェット(Ibis Budget)」と名称が統一されました。
フォーミュラワンに比べ若干高く一泊40ユーロ位からとなっています。

■インターコンチネンタルホテルズグループ
○ホリデイインエキスプレス(Holiday Inn Express) 英 www.hiexpress.com/
http://www.ichotelsgroup.com/h/d/ex/490/ja/home

インターコンチネンタルズホテルグループは、イギリスに本部を置く、世界最大のホテルグループとなっています。

ホリデイインエキスプレスは、エコノミーホテルの代表的なブランドで、全世界に2,000軒以上、ヨーロッパには200軒のホテルを有しており、基本的なサービス、設備は同じ3つ星のイビスと似ているが、無料の朝食が付いてくるのが特徴です。ビュッフェの朝食は、ColdDishのみながらハムやチーズなどもあり、それなりに満足できます。

その分、値段も他のホテルより若干高く60ユーロ位からとなっています。 

■ウインダムホテルグループ
○デイズイン(Days Inn Hotels) ”The Best Value Under the Sun”のキャッチフレーズの下、アメリカ、カナダを中心に世界1900軒を展開する大手モーテルブランドです。

2つ星~3つ星位の位置づけで、 豪華ではないものの、旅行者のニーズにマッチした価格とFree WiFiサービスなどのサービスも提供している。

一泊40ユーロ位からとなっています。

 
イギリスを中心としたモーテル
■プレミアイン(Premier Inn)http://www.premierinn.com/ :

イギリスを中心にUAE、アイルランド、インドなど600軒のホテルを有しており、イギリスではNo.1のモーテルチェーンです。必要最小限の設備ながら客室は若干ゆとりのあるつくりのところが多いです。
一泊30-40ユーロ位からとなっています。
 
■トラベロッジ(Travelodge)

イギリス、アイルランドを中心に500軒を運営しており、現在、イギリス国内2位のモーテルチェーンとなっています。因みに、イギリスのTravelodgeは、アメリカのTravelodgeとは別会社で運営されている。
料金は、一泊30ユーロ位からとなっています。

サービスエリアの中にあるトラベロッジ 
 B&B
B&Bとは、宿泊と朝食の提供を料金に含み、比較的低価格で利用できる小規模な宿泊施設(家族経営のものも多い)をさします。
フランスのシャンブル・ドット(仏Chambre d'hôte )、ドイツではペンジオン(独Pension)と呼ばれるのですが、B&Bと同じです。

朝食は、イギリスでは、伝統的なFull Breakfast(パン・シリアル・ジュースやフルーツ・紅茶また
はコーヒーのほかに卵料理・ベーコン、ソーセージなどが付く)の場合が多く、地域によってEnglish breakfast、Scotish breakfast、Welsh breakfast、Irish breakfastのように誇りを持って区別されていますが、日本人から見ると全て同じに見えます。

フランス、ドイツでは、卵、ベーコン、ソーセージなど温かい料理を含まないContinental Breakfastの場合が多いです。

イギリスでは、昼食、夕食が提供するB&Bは少ないが、フランスでは、宿泊とは別料金で昼又は夕食を提供( ターブル・ドット(Table d'hôte))するサービスがあるところもがあるのですが、事前に予約が必要な場合がほとんどなので前もって予約しておいてください。



古城ホテル
古城ホテルとあ、中世に貴族・領主が建てた邸宅やカントリーハウスをホテルとして内部を改装したもの。
古城ホテルの魅力はなんと言っても広大な邸宅・敷地を満喫し、あくせくした日常から開放されることにあり、2、3日滞在できれば理想なのですが、中世そのままの雰囲気を味わうだけでも宿泊する価値があると思います。

イギリスでは、マナーハウス、フランスではシャトー(仏Château)、ドイツではシュロスホテル(独Schlosshotelと呼ばれます。 一言に「古城ホテル」と言っても日本人がイメージしている大きなお城からちょっと大きなただの邸宅までかなり幅があります。それゆえ、お値段もピンキリです。

なにぶん建物が古いので設備が整ったものからお化けがでそうなものまでホテルによる差が大きいです。また、電車やバスといった公共交通機関では行くことが難しい郊外に位置していることが多いので、自動車は強い味方です。

街から離れた立地ゆえ、必然的に食事は館内のレストランとなってしまうことが多いので、その分の出費も考慮しておいてください。
 

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