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駐車の流儀


路上駐車 

 
日本では、「路上駐車」=「一律に禁止」に近いものがありますが、ヨーロッパでは、居住者に合法的に路上駐車を認めていたり、駐車しても特に問題ない場所については「基本的に駐車OK」なのです。そのため、街中が路駐だらけというありさまです。。

とはいうものの、大都市(ロンドンなど)では、無料で駐車できる場所は非常に限られ、路上駐車している車の大半は、パーキングメーターを利用しているか、居住者が自治体に許可を得て、路上駐車しているかのどちらかとなってます。 

イギリスでは、駐車取締りは警察と、民間企業への委託の二本立てで行われています。民間の駐車監視員の給料は歩合制(日本の駐車監視員の給料は固定制)になっているらしく、かなり厳しい取締が行われていますので、ちょっと目を離した隙に取締にあうということも日常茶飯事ですのでお気を付けを。  

市内に見かける道路端の黄色線は駐車禁止の意で、一本線は「標識の時間内」が駐車禁止となり、二本線は「常時駐車禁止」となっているのでよ~く覚えておいてくださいね。 

一本線の方は、駐車禁止の時間や曜日が決まっているので条件を守って駐車してくださいね。気づいたら自分の車だけポツンと駐車してあり、駐車取締にあっているということにならないように(笑)。

なお、赤線は「駐停車禁止」ですので更に注意が必要です。 

 
「常時駐車禁止」のサイン

パーキングメーター 


パーキングメータは大きく分けて
1)昔ながらに車を指定のエリアに停め、メーターの中に直接コインを投入していく方式
2)指定の駐車エリアに車を停め、近くにある駐車料金箱でチケットを購入する方式(Pay&Display)、
3)。 指定の駐車エリアに車を停め、携帯電話で駐車料金を支払う方式

の3タイプがあります。  

1)の昔ながらのパーキングメーターはロンドンではほとんどみかけません。
昔ながらにコインを投入するパーキングメーターを狙った犯罪が頻発したため、携帯電話で駐車料金を支払うシステムに順次移行してきています。
その手口は、パイプカッターなどを使ってコインがたまっている頭の部分を切り取るものや、チェーンをポールに固定し丸ごと地面から引き抜く方法などかなり荒っぽいです。

2)の方式は、Pay & Displayと呼ばる駐車方式です。

駐車場内または路上にある機械で、駐車すると思う時間分の駐車料金を先払い(Pay)して、機械から出てきたチケットを車のダッシュボードの上に見えるように置いておく(Display)システムです。

コインを入れ終わってからチケット発行ボタンを押すと、チケットが印刷されるので、ダッシュボード上に印字部分を上にして置きます。最近は、クレジットカード、デビッドカードで支払いを行える機械も多く、お釣りがでる機械も多くなったので、小銭がなくて困ることはかなり減りました。嬉しいことに、休日や夜間には駐車料金がが無料になるところも結構あります。   

屋外駐車場で見かけることが多い方式ですが、屋内駐車場でも同方式を採用しているところは多いです。
逆に、日本で見られるような入口でチケットを受け取り、帰りにゲートで精算という先進的な形式はあまり見かけません。

ヨーロッパの駐車場では一般的なのですが、入口の近くの便利な場所は体の不自由な方や、小さい子供を連れた人に優先権が与えられていることが多いので、駐車しないで空けておくようにしましょう。

 体の不自由な方用の駐車スペース

3)の方式は、Pay by Phoneと呼ばれます。ドライバーは自分の登録番号と駐車位置を示す4けたの数字を電話かテキストメッセージで通知する方法です。

駐車料金は、クレジットカードやデビットカードを使って決済します。駐車場所にいなくても時間の延長も可能で便利です。   

昔ながらのパーキングメーター(ニューキャッスルにて)


スイスのパーキングメーター


NCPは、National Car Parksの略。イギリス最大の駐車場運営会社。

ドイツのPay & Displayの発券機

Park & Ride

    
Park & Ride(パークアンドライド)とは、都市部や観光地などの交通渋滞の緩和のため、郊外に駐車場を設け、そこから路線バスで都市部、観光地に向かう方法です。駐車場は嬉しいことに無料の場合が多いです。

もともと1980年代にドイツで導入されたのが始まりであることもあり、ヨーロッパでは広く普及している駐車方法です。
 
パーク&ライドの目印

ヨークのパーク&ライドバス
 

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欧州の交通ルール
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・駐車の仕方

ガソリンスタンドの使い方
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・精算方法と給油の仕方