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ユーロトンネルでの国境越え


ユーロトンネル(Euro Tunnel)での国境越え方

ユーロトンネル(Euro Tunnel)とは、運営会社の名称でトンネルの正式名称はチャネルトンネル(Channel Tunnel)といいます。ロンドンとパリ、ブリュッセル等を結ぶユーロスターの方はよく知られていますが、ユーロトンネルを車で渡れることは意外と知られていないんです。

英仏海峡を渡るシャトルは、乗用車、バイク、自転車を運ぶための二階建て車両と、長距離バス、トレーラー、トラックを運ぶための一階建て車両からなり、世界最大の自動車運搬列車と言われています。まあ、 実際に「渡る」と言っても自分で車を運転してトンネルを通るわけではなく、自動車運搬専用列車(通称ル・シャトル)に車を載せ対岸へ向かうこととなります。

イギリスのフォークストンとフランスのカレー間の全長約50キロを所要時間わずか35分で結んでいます。実際にトンネルを走っている時間は30分弱と、あっという間に対岸に着いてしまいます。

ル・シャトルの料金は、格安航空会社と同じ需要と予約時期により決定される仕組みになっていて、基本的には早めに取れば取っただけ安く買うことができます。

切符は当日直接フォークストンまたはカレーの乗り場で買うこともできますが、格安航空会社と同じで当日で且つ乗り場での購入は非常に高くつくため、事前に予約した方が断然お得です。

なお、チェックイン時間が決められてはいるが、渋滞等で遅れた場合でも焦る必要はないんです。予約した時間の2時間以内であれば、無料で次の列車に振り替えてもらうことができます。時期、時間帯にもよりますが、ル・シャトルは1時間に最高12分間隔で走っているので安心です。  
 



TUNNEL SOUS LA MANCHEとは仏語でChannel Tunnelの意味。
La Mancheが英国海峡を表す。



これがル・シャトル。

ユーロトンネル(Euro Tunnel)の通り方(フランスからイギリスに向かった場合)

1.ユーロトンネルへ向かう

TUNNELSOUS LA MANCHE(Channel Tunnel)と書いてある方へひたすら向かいます。

 
TUNNEL SOUS LA MANCHEへ向おう。

2.ユーロトンネルの入口

ユーロトンネルの入口まで無事にたどり着いた後、次は発券手続きになります。
入口は大きく3つに分かれています。ドキドキしますねー。

(1)Reserved follow
(事前に予約した車両)
通行券の自動発券機


(2)Not Reserved follow
(予約をしていない車両)
本来、予約していない車両のための有人ゲートなのですが、予約をしていた場合であっても「機械はちょっと」という方は有人ゲートにどうぞ。


(3)Flexi Plus
(日時を指定しない予約形態)
Flexi Plusは日時指定がないため、通常の予約に比べ料金は割高になっています。そのため、Flexi Plus専用の優先レーンが設けられています。
 

ユーロトンネルの入口。

イギリスの旗は右ハンドルの車のゲート(人や機械が右側にある)を示している。

3.乗車券の発券手続き

次に、有人ゲート(2)または自動発券機(1)に向かいます。
自動発券機利用の場合、予約した時に使ったクレジットカードまたはデビットカードが必要です。ただし、過去に同じ車でユーロトンネルを利用したことがある場合には、カードを入れる前に、自分の名前が表示され、Yesを押すと乗車券が発見され、ちょっと驚きます。ナンバープレートを自動で読み取っているようです。

右に見えるのが乗車券。アルファベット「K]が乗車の順番を示しており、覚えておこう。また、ユーロトンネルの職員は、その番号(アルファベット)を見ながら誘導しているので、乗車券はミラーなど外から見えるところに引っ掛けておこう。。
 
ユーロトンネルのゲート。









自動発券機。右下に予約時に使用したクレジットカードまたはデビットカードを挿入する。

4.出国、入国審査

乗車券を受け取り、前に進んでゆくとフランスの出国審査となります。一応、パスポートは見せますが出国は入国と比べどこの国でも非常に緩いものです。
フランスの出国審査が終わると、次はドキドキもののイギリスの入国審査となります。
イギリスの入国審査は非常に厳しく、いろいろと質問されます。
例えば、どこに住んでいるのか?
     ビザは持っているのか?
     仕事は何をしているのか?
     いつイギリスを出国するのか?
     飛行機のチケットは持っているか(最近はE-ticketなので見せなくても
     説明すれば問題ない)、などなど。

因みに、入国審査が終わっても電車に乗り込むまでずっと右側通行のままです。


週末のイギリスの入国審査は特に渋滞します。お気を付けを。
 
フランス側のイミグレーション

イギリス側のイミグレーション

5.入国審査から乗車まで1(時間がある場合)

入国審査が終わり、乗車まで時間がある場合にはショッピングセンターのある駐車場へと導かれてゆきます。
ショッピングセンターは巨大という程ではないのですが、DutyFreeやレストラン、本屋など一通り揃っており、それなりに時間を潰すことができます。


ショッピングセンター内部







出発ボードで自分の番号(アルファベット)を常に確認しよう



管理人の乗車券のアルファベットは「K」なので直進することとなる。

ショッピングセンターがあり出発まで時間を潰すことができる

6.入国審査から乗車まで2

順番が来たらいよいよ乗車場所に向かいます。ルシャトルの乗車にあたっては駐車場で係員が指示してくれるので安心です。



実際の乗車時間はアルファベットごとに表示されている。













 

乗車まであと少し

→の出ている方へ乗り込む

ルシャトルが見えてきました!

7.ル・シャトルに乗り込もう!

乗車時間が来ると係員と電光表示に導かれ、いよいよル・シャトルに乗り込むこととなります。乗用車の場合、最後尾から斜めに乗り込みます。約30分の乗車時間ですが、車内にはトイレもあります。というかフェリーのようにレストランやカフェなどがあるわけでなく、トイレしかありませんが。。。

ル・シャトルの内部は、フラッシュでの撮影は厳禁となっています。理由は、火災探知機が反応してしまうかららしいです。
 
さあ、乗り込もう!

前の車についてゆく。

一応、トイレもある。

小さいながらも窓も。

8.降車

わずか35分の列車の旅が終了し、外はもうイギリスです。
ここから右側通行から左側通行に変わるので注意が必要です!
渋滞していなければフォークストンからロンドン中心部へは1時間半ほどで着きます。
フランスの田園地帯の景色とは、一味違うケントの自然を眺めながらのドライブです。
 
出口が見えてきました。

外に出ればイギリス。イギリスらしい曇り空で歓迎です。


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