国境の越え方 - 食堂車の楽しみ方
ドイツ国鉄編
鉄道の旅の楽しみの一つは車窓を眺めながらの食事ではないでしょうか。
最近、日本では見なくなった食堂車が、近距離路線を除く多くのモトトレインに連結されており、ライン川沿いの古城やブドウ畑を眺めながら食事やお酒を心置きなく楽しむことができます。食堂車の隣にはバーもあり、食事を召し上がらなくても気軽に訪れることができます。
車窓を流れるヨーロッパの風景は、食堂車での食事の味を一層引き立てくれることでしょう。まずは、ドイツの食堂車をご紹介します。
食堂車を覗いてみました。
ドイツ国鉄の食堂車やバーは、飾り気はなく、機能的な作りとなっています。
オランダ国鉄の食堂車と異なり、予約なしでも食事ができます。
オランダの食堂車のようなエレガントな雰囲気はありませんが、ドイツ料理を楽しみながら旅情に浸ることができます。
一応、テーブルクロス、サイドランプもあり食堂車の気分を盛り上げてくれます


サラダメニュー。メニューはドイツ語・英語併記になっています。
ドイツ国鉄のメニューはあまり奇抜なものはありませんが、料金も比較的良心的です。
(拡大ボタンをクリックすると拡大します。)

拡大
アペタイザー(左)とメインメニュー(右)。メインはコテコテのドイツ料理です。
飲み物メニュー(左)とデザートメニュー(右)。

拡大
|

ドイツらしくソーセージとポテトを注文しました。
外れ無しです。
 サラダも盛り付けが綺麗です。

食堂車の隣にはバーもあります。カウンターで注文し、自分で飲み物を持ってゆきます。

 ワインも良心的なお値段でした。
各コンパートメントには、バーや食堂車で売っているものが書かれているメニューが置いてあります。
ライン川を眺めながらのワインは最高です。

|